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長野でFPに相談して注文住宅を本格的に検討しても遅くはありません。FPに相談する際のポイントをまとめました。
FPはお金の専門家です。お金全般でトータルアドバイスを行います。国家資格と民間資格の2つありますが、難易度はほとんど同レベルです。取得難易度は、国家資格だと1級FP技能士、民間資格だとCFPです。その他、国家資格は2級、3級FP技能士、民間資格はAFPがあります。
FPは資産形成、ライフプラン、税金や保険関連などに対応できますが、不動産関連の知識も持っているのです。たとえば、不動産の購入、査定、不動産投資、自己資金やローンの組み方などのサポートができます。
不動産は人生に一度の大きな買い物です。理由は金額で、土地の購入まで含めると数千万円かかっても不思議ではありません。一般的には一度で支払えるものではないため、住宅ローンを組みます。ただ、住宅ローンも複数種類があるため選ぶときは悩みどころです。
FPに相談することで、無理のないローン返済額をはじめ、頭金や仲介手数料、変動金利や固定金利、フラット35など幅広い基礎知識を教えてくれます。住宅ローン選びを失敗すると返済で困るため慎重な判断が必要です。
住宅ローンを組むときは、無理な返済計画にしてはいけません。返済計画をいい加減に考えると、返済できず家を手放すことになりかねないからです。家を手放す結果になっても、返済は続きます。
将来のことも見据えて住宅ローンを組まなければなりません。ただ、専門知識が必要です。長期的なお金の流れまで踏まえた返済計画を建てるのは、専門知識がないとむずかしいのです。FPなら、将来考えられる結婚や出産や子どもの進学まで考えた上での返済計画について、アドバイスをしてくれます。
家もさまざまです。立地や種類まで幅広く考えなければなりません。FPは個々人のライフスタイルを把握し、その上で適切な物件選びのサポートをしてくれます。
住宅ローンを組んでも、すべてのお金をつぎ込むわけにはいきません。生活費や保険も頭を悩ませる問題です。FPは家計や保険の見直しのアドバイスまでしてくれます。光熱費や通信費、余分な保険まで問題点を洗い出して解消すれば、削減できるところが見つかるかもしれません。うまくいけば、住宅ローンの返済に余裕が生まれるのです。
不動産に関する状況は個々人で違います。教科書通りではいかない場面もあるでしょう。実績が豊富なら、さまざまな状況や依頼者の考え方も含め、確かな実務経験を持っています。豊かな専門知識を持っている方もいいのですが、成功も失敗も含めて経験を持っているFPの意見は有用です。
工務店やハウスメーカーなど施工主が決定し、FPが在籍しているなら相談をおすすめします。依頼する施工主の考え方、付き合いのある銀行を含めた金融会社などがいれば心強いです。在籍していないなら、客観的な意見を聞くために、独立系のFPに相談してもいいでしょう。
不動産関連の経験はもちろんですが、専門知識を持っているFPに相談することをおすすめします。実績にも関連しますが、不動産関連は専門知識の有無で、FPから得られる情報が違うからです。資産運用、税金、保険など専門知識を持っていないと相談する意味がありません。
すべて信じ込まなくてもいいですが、インターネットで口コミ評判があればチェックしてみてください。いい意見もありますが、ネガティブな意見もチェックし、相談するか決定します。マナーや考え方、仕事のスピード感など得られる情報はたくさんあります。ただしあくまで書き込んだ方の意見のため、すべてを鵜呑みにせず、参考程度と考えましょう。
最初に相談内容をはっきりさせることが大事です。FPも得意分野を持っています。不動産関連でも、住宅ローンと保険の見直しでは分野が違うからです。何を一番相談したいのかはっきりさせることで、深く相談できますし、得意なFPを見つけやすくなります。
相談内容に合わせたデータを用意します。預貯金や家計簿、源泉徴収票や、加入中の保険証券、ねんきん定期便などのデータを用意してください。FPはデータに基づいて詳細なシミュレーションを作成しアドバイスをしてくれます。
不動産や住宅ローンを得意とし、実績が豊富な独立系のFPを探します。事務所のホームページがあるならチェックする以外にも、日本FP協会のCFP認定者検索システムも活用してみてください。得意分野や実績や相談料が掲載されています。
事前連絡をして、相談日時を決定します。一般的に1~2時間程度が目安です。オンライン面接や電話相談を受け付けているFPもいます。相談日に、事前にまとめた内容を話してください。すべて正直に話すのがポイントです。お金に余裕がないのにあると見栄をはれば、実情に合っていないアドバイスしか受けられないでしょう。FPも守秘義務を厳守するため心配無用です。
最後は現状分析と提案です。収入や預貯金、金融資産や借り入れ、家族構成などを確認し、問題点と解決案を整理し、プランを作成します。不明点や計画変更が必要ならすべて相談してください。
長野県にも多くのFPがいます。とくにおすすめしたいFPについて情報をまとめました。ぜひチェックしてみてください。
独立系FPで、住宅ローン関連の相談実績があります。面談目的の共有、洗い出し、解決のための情報を引き出し、アフターフォローを重要視しているのが特徴です。不動産関連の相談が一旦終わっても、老後資金、学資保険、生命保険や損害保険などお金に関する悩みは尽きません。
長野フィナンシャルなら全般相談できるのがポイントです。問題解決や改善のために、各種手続きが必要ならサポートしてくれます。各分野の専門家の紹介まで対応できるのも強みです。
長野エリアの住宅資金の無料相談を実施しています。何度相談しても無料です。自宅やカフェで直接対面相談できるだけではなく、スマホやPCを使ったオンライン相談もできます。プロフィールが公開されているため、不動産や住宅ローン関連が得意なFPに相談可能です。
同年代や年上、有資格者や経験などの情報も掲載されています。収入を踏まえた返済計画、固定金利や変動金利の違い、購入のためになにをすればいいかまで全般、気軽に相談できるのです。
日本FP協会長野支部では、イベントも開催しています。たとえば、30代~40代を対象としたライフプランセミナーはオンラインでも同時配信されるイベントです。ライフプランのための家計管理に役立つツールの紹介や、会計の見直し方まで伝えてくれます。
その他、無料相談会も実施しています。FPを身近に感じてもらうためのイベントのため、気軽に相談できるのがポイントです。ただし、セミナー参加者のみ応募しています。受付を終了しているケースはありますが、また、同様のイベントが開催される可能性があるため、定期的にチェックしてみてください。