住宅設備メーカーのショールーム

このページでは、長野県内にある住宅設備メーカーのショールームについて、ショールームの特徴や展示品、施設情報をまとめています。

ショールームへ行く前に準備しておきたいことや注意点についても解説していますので、ぜひ事前にチェックしてみてください。

タカラスタンダード

システムキッチンやユニットバス、洗面化粧台、トイレなど、住宅設備の製造や販売を行う大手住宅設備メーカーです。独自に開発したホーロー製の住宅設備に強みを持っており、ホーローのシステムキッチンといえば、タカラスタンダードをイメージする方も多いでしょう。水回りの設備には、汚れが染み込まない高品位ホーローが使われています。

長野県内には、4つのショールームを展開中。それぞれの場所で展示されている設備が異なるので、どのショールームに何が展示されているかを事前にチェックすることをおすすめします。

長野ショールーム

長野ショールームでは、キッチン、バスルーム、洗面台、トイレが展示されています。新シリーズが登場すると長野ショールームに展示されるので、設備を見学したい方におすすめです。

おむつ交換台やキッズルームが完備されていて、小さなお子さんを連れたご家族も安心。希望すれば赤ちゃんのミルクやお湯も提供してくれます。

所在地	長野県長野市稲里町中氷鉋595
営業時間	10:00～17:00
休館日	水曜日(祝日を除く)・お盆・年末年始
電話番号	026-254-6300

参照元：タカラスタンダード公式サイト（https://www.takara-standard.co.jp/showroom_search/nagano/nagano/）

佐久平ショールーム

キッチンを中心に、バスルームと洗面台が展示されている佐久平ショールーム。佐久ICから車で1分と好アクセスに立地しています。トイレの展示は行っていないようなので、トイレ設備をチェックしたい方は、長野か松本、飯田ショールームのいずれかを見学してください。

所在地	長野県佐久市長土呂157-1
営業時間	10:00～17:00
休館日	水曜日(祝日を除く)・お盆・年末年始
電話番号	0267-88-7604

参照元：タカラスタンダード公式サイト（https://www.takara-standard.co.jp/showroom_search/nagano/sakudaira/）

松本ショールーム

キッチンや浴室、洗面台、トイレといったスタンダードな展示物のほか、タカラスタンダードが独自に開発したホーロー内装材「エマウォール」が展示されています。

マグネットがくっつく素材のため、脱衣所やトイレ、玄関、リビングなど、さまざまな場所の壁面に利用できると人気です。インテリアに活用したい、収納力を高めたいと考えている方は一度見学してみてはいかがでしょうか。

所在地	長野県松本市野溝木工2-6-25
営業時間	10:00～17:00
休館日	水曜日(祝日を除く)・お盆・年末年始
電話番号	0263-25-8515

参照元：タカラスタンダード公式サイト（https://www.takara-standard.co.jp/showroom_search/nagano/matsumoto/）

飯田ショールーム

キッチンと洗面台のラインナップが豊富な飯田ショールーム。その他、トイレと浴室、ホーローが使われた内装材「エマウォール」も展示されています。33台の広々とした無料駐車場が完備されており、商談スペースは上品で落ち着いた色合いで統一されており、ゆったりと過ごせそうな雰囲気です。

所在地	長野県飯田市育良町1-17-16
営業時間	10:00～17:00
休館日	水曜日(祝日を除く)・お盆・年末年始
電話番号	0265-25-6130

参照元：タカラスタンダード公式サイト（https://www.takara-standard.co.jp/showroom_search/nagano/iida/）

TOTO

トイレの製造メーカーとして知られるTOTO。社名にもなっている「東洋陶器」の通り、陶器のトイレをつくりはじめた会社です。

TOTOはトイレ以外にも、システムキッチンやユニットバス、浴室換気や浴室の暖房乾燥機の製造を行っています。近年は、節水を意識した水回り設備の開発に注力。流体制御や人間工学などを技術に取り入れながら、快適な設備づくりを目指している企業です。

長野県には3つのTOTOショールームを展開。どのショールームも車でアクセスしやすいよう、駐車場が広くとられています。

TOTO長野ショールーム

JR長野駅から車で10分の好立地にある長野ショールーム。TOTOのトイレを中心に、バスルームやシステムキッチン、洗面台などが展示されています。新しい設備や人気の商品を直接触れて体験できるほか、見積書の作成サービスもあり。希望のカラーが展示されていない場合は、アドバイザーと一緒にWeb画像をチェックしながらイメージを確認できます。

所在地	長野県長野市大字高田323-1
営業時間	10:00～17:00
休館日	毎週水曜日（※祝日の場合は開館）・夏季・年末年始
電話番号	0120-43-1010

参照元：TOTO公式サイト（https://jp.toto.com/showroom/061/）

TOTO松本ショールーム

トイレやシステムバス、システムキッチン、洗面所のほか、介助用の手すりなどのバリアフリー設備の展示も行っています。ショールーム内もバリアフリーとなっていて、車いす専用の駐車場やトイレもあり。老眼鏡の貸し出しもしてくれるので、カタログの文字や画像が見えづらい際にも助かります。

所在地	長野県松本市村井町南2-9-16
営業時間	10:00～17:00
休館日	毎週水曜日（※祝日の場合は開館）・夏季・年末年始
電話番号	0120-43-1010

参照元：TOTO公式サイト（https://jp.toto.com/showroom/062/）

TOTO佐久平ショールーム

TOTOトイレやシステムキッチン、システムバスなどの定番の住宅設備が揃うのはもちろん、バリアフリー設備の展示も充実しています。介助者の負担軽減につながる、便座が昇降する機能が付いいた「トイレリフト」を展示。介護や介助のためにリフォームやリノベーションを考えている方にもおすすめです。

所在地	長野県佐久市岩村田1787-1
営業時間	10:00～17:00
休館日	毎週水曜日（※祝日の場合は開館）・夏季・年末年始
電話番号	0120-43-1010

参照元：TOTO公式サイト（https://jp.toto.com/showroom/063/）

LIXIL

戸建て住宅やマンションの建材・設備機器をはじめ、住宅関連サービスを幅広く展開しているLIXIL。 2011年に「トステム」「INAX」「新日軽」「サンウエーブ工業」「東洋エクステリア」の5社が統合して誕生した企業で、現在、住宅設備機器業界としては大手です。

トイレやシステムキッチン、システムバスなど幅広いラインナップが特徴で、INAXやサンウェーブ、トステムなどは、商材ごとにLIXILブランドの一部として名前が残っています。

LIXIL長野ショールーム

キッチンや浴室、洗面室のほか、インテリア建材や窓、玄関、タイルなど、外装や内装にまつわる建材も展示されています。

長野ショールームは、混雑を避けるために事前予約制を採用しているとのこと。LIXILのコーディネーターと一緒に見学する「ご相談予約」と、自由に見学できる「セルフ見学」があります。予約の際には、希望する見学タイプを伝えましょう。

所在地	長野県長野市西尾張部1114-2
営業時間	10:00～17:00
休館日	毎週水・木曜（※祝日の場合は開館）・夏期・年末年始
電話番号	0570-783-568

参照元：LIXIL公式サイト（https://www.lixil.co.jp/showroom/koushinetsu/nagano/）

LIXIL松本ショールーム

水回りの住宅設備やインテリア建材のほか、エクステリアの展示も行われています。住宅の駐車スペースに設置するカーポートや宅配BOXなど、ガレージや門まわりの製品をチェックしたい方は、松本ショールームでの見学がおすすめです。長野ショールームと同様、事前予約制となっているので、来場前に必ず予約を取るようにしてください。

所在地	長野県松本市村井町南2-10-4
営業時間	10:00～17:00
休館日	毎週水・木曜（※祝日の場合は開館）・夏期・年末年始
電話番号	0570-783-568

参照元：LIXIL公式サイト（https://www.lixil.co.jp/showroom/koushinetsu/matsumoto/）

クリナップ

クリナップは、システムキッチンをはじめ、バスルームや洗面化粧台の製造も手掛ける住宅設備メーカーです。ステンレスの加工技術に強みがあり、日本で初めてシステムキッチンを発表した会社としても知られています。

最近では、イタリアの高級キッチンブランドや老舗家具メーカーとの共同開発にも注力。高級設備やデザイン性の高いシステムキッチンを求めている方は、一度見学してみることをおすすめします。

長野ショールーム

システムキッチンを中心に、システムバスと洗面台が展示されています。見学に必ず予約が必要なわけではありませんが、待ち時間ゼロですぐに通してもらえるほか、アドバイザーと一緒の案内が確約されます。Web予約の際に来場前アンケートに記載しておけば、予約当日は内容を把握した上で接客してくれるため、より案内がスムーズです。

所在地	長野県長野市若宮2-11-6
営業時間	10:00～17:00
休館日	水曜日（夏期・年末年始休日等有り）
電話番号	026-239-7302

参照元：クリナップ公式サイト（https://cleanup.jp/showroom/info/nagano/）

松本ショールーム

松本ショールームでは、クリナップで人気のシステムキッチンとシステムバス、洗面化粧台の見学ができます。見学後に自宅でじっくり考えたい方は、長野ショールームと同じく事前予約がおすすめです。見学後、当日のうちに提案書を渡してくれるので、カタログや見積概算を見ながら、家族と一緒に検討することもできるでしょう。

所在地	長野県松本市笹部1-5-12
営業時間	10:00～17:00
休館日	火曜・水曜日（夏期・年末年始休日等有り）
電話番号	0263-28-5545

参照元：クリナップ公式サイト（https://cleanup.jp/showroom/info/matsumoto/）

パナソニック

パナソニックのショールームでは、大手電機メーカー・パナソニックグループが運営する「パナソニック住宅設備株式会社」が手がける水回り設備や建材などが展示されています。

照明やエアコン、電気システム、換気設備のほか、エレベーターや太陽光発電システム、給湯設備などもまるごと見学できるので、キッチンやバスルーム、トイレ以外も見学してみたい方におすすめ。インテリア建材や収納製品も豊富なので、内装のイメージを固めたい方にも向いています。

パナソニック ショウルーム 長野

パナソニック製品の見学や体験はもちろん、どんな商品を選べばよいかアドバイスを受けながらプランニングができます。ショールームでの対面相談以外にも、オンラインでのWEB相談にも対応しているので、まずは相談してから見学に訪れたいといった要望もOK。

ただし、WEB相談はキッチンやバスルーム、洗面、トイレなど、水回りを中心とした相談や見積もり作成のみとなっています。

所在地	長野県長野市大字稲葉字中千田沖2188-1
営業時間	10:00～17:00
休館日	水・木（※祝日の場合は開館）・ＧＷ・夏季・年末年始
電話番号	0800-170-3834

参照元：パナソニック公式サイト（https://sumai.panasonic.jp/sr/nagano/）

パナソニック ショウルーム 松本

松本のパナソニックショウルームは、家の間取りのようにキッチンやトイレ、バスルームなどのエリアに分かれたフロア構成です。見回りながら流れるように見学できるので、一度で短時間に多くの商品にふれられるでしょう。

展示されている商品の詳しい情報は、ショウルーム 松本のページから検索・閲覧ができるので、帰宅後に検討する際に便利です。

所在地	長野県松本市市場3-10
営業時間	10:00～17:00
休館日	水・木（※祝日の場合は開館）・ＧＷ・夏季・年末年始
電話番号	0800-170-3835

参照元：パナソニック公式サイト（https://sumai.panasonic.jp/sr/matsumoto/）

TOCLAS

トクラス は、静岡県に本拠地を置く住宅機器の製造メーカーです。国内の住宅向け設備事業のほか、浄水器・整水器の販売やOEM事業、グローバル事業など幅広く手がけています。デザイン性が高く、かつ愛着を持てる、長く使えるような商品の開発を目指しているとのこと。

人造大理石にこだわりを持ち、バスルームやキッチンカウンターなどには、独自配合・形成した人造大理石を使っています。

トクラス ショールーム長野

キッチンやシステムバスなど、水回りのラインナップが展示されています。トクラスショールームの大きな特徴は、システムバスの購入を検討している方が利用できるお風呂体験サービスです。

実際のバスルームでバスタブやシャワーを体験でき、よりリアルに使用感をチェックできます。タオルや石鹸、シャンプー、ドライヤーなども用意してくれるので、手ぶらで来場すればOK。体験には予約が必要なので、気になる方は事前予約してみてください。

所在地	長野県長野市大豆島5201-1
営業時間	10:00～17:00
休館日	火・水曜日
電話番号	026-222-5494

参照元：トクラス公式サイト（https://www.toclas.co.jp/showroom/nagano/index.html）

ハウステック

家電量販店の大手、ヤマダホールディングスグループが手がける住宅機器メーカーです。創業以来手がけてきた樹脂製品の開発力を強みに、キッチンやバスルームなどの水まわりシステムの商品を製造してきました。他にも、ガス給湯器やエコキュート、シャワー用軟水器、浄化槽なども提供しています。

浴室やトイレ、調理機器・給湯器などは、販売だけでなく24時間365日の修理対応も実施。アフターサービスにも力を入れています。

長野ショールーム

ハウステックの長野ショールームでは、システムキッチンとシステムバス、洗面化粧台の展示を行っています。事前予約が推奨されており、3つの時間帯から予約時間を選ぶと、アドバイザーの案内確約が可能です。

予約は基本的に前日17時までの受付ですが、空きがあれば当日予約も受け付けてくれるとのこと。当日予約は、ショールームに直接電話にてご確認ください。

所在地	長野県長野市大豆島4177-3
営業時間	10:00～17:00
休館日	水曜日（夏季・年末年始休日等有り）
電話番号	026-214-5082

参照元：ハウステック公式サイト（https://www.housetec.co.jp/showroom/list/11/）

鋼商

鋼商は、長野市にある地域に根ざしたリフォーム会社。住宅リフォームを中心に、塗装工事や水回り工事、耐震工事など、住宅の困りごとをなんでも相談できます。住宅設備メーカーではありませんが、ドイツやスウェーデンなど、ヨーロッパのシステムキッチンや電気製品を取り扱っており、そのラインナップがショールームに展示されています。

ヨーロッパスタイルのキッチンを取り入れたい、住宅設備も家具と一緒に北欧産で揃えたいといった方は、一見の価値がありそうです。

鋼商ショールーム

鋼商は、長野で唯一スウェーデン発祥の家具メーカー「IKEA」のキッチン正規取扱店に認定されていて、ショールームではIKEAのキッチンや洗面台を見学できるようになっています。住宅設備以外にも家具・雑貨を販売しているので、ヨーロッパの住設や家具にこだわりたい方におすすめです。

予約なしでも自由に見学・体験ができるので、気になる方は気軽に足を運んでみると良いでしょう。

所在地	長野県長野市川合新田1148-2
営業時間	10:00～16:00
休館日	日曜・祝日
電話番号	0120-03-4724

参照元：鋼商公式サイト（https://www.kou-syou.jp/showroom/）

ショールームに行く前に事前準備をしよう

ショールームに行く前にある程度準備をしておくと、実際に設備を配置したときの実際にイメージがわきやすいのはもちろん、設置できるかどうかがその場で分かります。

必ず準備しなければならない訳ではありませんが、有意義な時間を過ごすためにも、なるべく以下の項目を準備しておくようにしましょう。

図面を用意する

家の間取りがすでに決まっているのなら、図面を持参するようにしましょう。ショールームのアドバイザーが、図面をもとにサイズを確認しながら案内できるので、仕様に合う設備が分かりやすくなります。改めて採寸する必要もなく、後日手間がかかりません。

ハウスメーカーや工事会社と同行する場合、担当者が図面を持ってきてくれることが多いですが、同伴ではない場合は自分で持っていくようにしてください。来場前に、FAXやメールで図面を送るのもOKです。

せっかく気に入った商品が見つかっても、寸法やレイアウトの関係で設置が難しい場合もあります。選び直しとなるとさらに時間や手間がかかるので、スムーズに商品を選ぶためにも持参するのがおすすめです。

空間や家具・家電を採寸する

住宅設備を設置する際には、窓の有無や天井や壁のでっぱり部分（梁）の有無を確認しながら、空間に合った設備を選ぶ必要があります。

例えば、キッチンフードを取り付けるにしても、天井の梁があるかないかで適した仕様が異なります。

ショールームへ行く前に、設置する空間を撮影する、家具や家電を採寸しておくようにしましょう。住宅設備を配置する空間全体を採寸して、梁があるポイントがあれば撮影しておきます。冷蔵庫や収納棚など、設備を配置したい場所の近くにすでに置いている家具や家電があれば、それらの採寸も必要です。

予算を決める

ショールームには素晴らしい商品がたくさん展示してあり、中にはハイグレードな商品も存在します。良い物を見れば、つい欲しくなってしまうものです。

予算を大きくオーバーしてしまわないためにも、あらかじめ出せる金額を決めておくことが大切です。

もし予算をかけるならどこにこだわりたいか、どの設備を優先するかなど、事前に家族で話し合っておくのも良いでしょう。

予習しておく

限られた時間を有効に使うためにも、ショールームへ行く前に住宅設備のメーカーのHPをチェックしておく、Webカタログを見ておくなど、予習しておくのがおすすめです。

価格帯によってイメージがつきやすいですし、メーカーごとのデザインや特徴を細かくチェックしておけます。例えば、システムキッチンを選ぶにしても大理石やステンレス、ホーローなど、メーカーによって使われている素材はさまざまです。気になる素材の価格をチェックして見たいものの当たりを付けておくと、ショールーム見学の当日も効率的です。

自分のこだわりたい部分はメモしておく

ショールームへ行くと、さまざまな住宅設備の良い機能が次々と登場してつい目移りしてしまいがちです。複数のショールームを回っているうちに、どこの何が良かったかも分からなくなってしまいます。

商品をしっかりと比較するためにも、自分が特にこだわりたい部分はメモしておきましょう。たとえば、システムバスなら床の素材、キッチンなら収納のしやすさ、トイレなら水タンクの有無などです。あらかじめ比較するポイントを決めておくと、いくつもの設備を見比べても後で絞りやすくなります。

住宅設備のショールームを見て回る際のポイント

ショールームは、単に設備が展示されているだけではありません。商品の特長を体験できるようになっており、試しに使ったり触って確認したりできるようになっています。

ここからは、ショールームを見て回る際に押さえておきたいポイントを、水回りの住宅設備をメインに解説していきます。

キッチン

手持ちの食器や鍋が納まるか、家電はスッキリしまえるかなど、キッチンでは収納量を確認することが重要です。また、カウンターの高さは、料理や洗い物など作業のしやすさが左右されます。自分に合う高さはどのくらいかを確認しましょう。

ショールームによっては、実際にシンクに水を流して排水の様子をチェックできるところやコンロで調理をして試食するイベントを開催しているところもあります。毎日使うところですから、水回りの使い心地や実際の調理機能を体験できるとベターです。

手入れのしやすさをチェックしておくのも大切。汚れを簡単に落とせる掃除しやすい素材か、メンテナンスに手間がかからないよう、技術に工夫がされているかなどをチェックしておくと、自分に合ったキッチンが見つかりやすくなります。

バスルーム

自分に合ったバスルームにするには、実際にバスタブへ入って確認するのがおすすめです。サイズ感はもちろん、入り心地は快適そうかをチェックします。

ショールームによっては、システムバスに実際にお湯を張ってお風呂に入れるイベントを開催しているところもあるので、バスルームにこだわりたい方は、こまめに近くの近くでイベントをチェックしておくのもおすすめです。

バスルームは、キッチンと同じく水回り設備ですから、掃除のしやすさも大切です。水や汚れがつきにくいか、掃除は楽かなど、家事の負担を減らしてくれそうな素材や技術で選ぶのもおすすめです。

洗面台

洗面台はデザインやレイアウトが豊富です。まずは図面を確認して、間取りや用途に合わせて希望の洗面台のタイプを選びます。デザイン性のほか、鏡面の中に収納できるタイプやキャビネットと一体化したタイプなど、収納力があるかもチェックポイント。

手入れのしやすさにこだわりたいなら、素材やカウンターの形に注目するのも良いでしょう。ただし、ショールームと家では大きさの見え方が異なります。ぴったり収まると思った洗面台でも実際に設置すると思ったより大きく、圧迫感を与えることもあるので、必ず採寸しておくのがおすすめです。

トイレ

トイレは、手洗いをどこに配置するか、どんな手洗いにするかで組み合わせが異なります。収納を充実させたいなら壁側にカウンターを設置する、狭い空間であれば、手洗いを埋め込んだり背面に配置したりして、コンパクトにまとめることも可能です。

空間の寸法が分かればアドバイザーが自宅に合ったタイプをすすめてくれるので、なるべく図面を持参するようにしてください。

もうひとつ重要なのが、便座の座り心地です。メーカーによってはもちろん、各モデルによっても座り心地が異なります。ショールームでは、実際に腰をかけて体感するようにしましょう。

とにかく見学してみるのもアリ

ショールームは予約制が採用されているところが多いですが、「住宅の建築スケジュールについて、具体的な計画が決まってから行かなくてはならない」というしばりはありません。いつでも自由に予約してOKです。複数のメーカーが集まった複合型のショールームなら、あちこちを回らなくても1か所でまとめて見学できますし、大規模なショールームなら、案内図をもらって自由に見て回れるようになっています。

1人でも気軽に、何回でも見学できるのが基本です。まだ家について何も決まっていないけれど、イメージを膨らませたいという方は、準備なしにおそれず予約してみましょう。中には、予約なしで立ち寄れるショールームもあります。

まずはショールームをのんびり回って暮らしへのイメージを膨らませ、具体的な計画が決まったら再度行く、という人も多くいます。もし、その際に気に入ったものと出会ったら品番を控えておき、建築段階で取り寄せが可能かを調べてもらうのも良いでしょう。