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長野の家は賃貸と一戸建てどちらがいい?

長野で一戸建てと賃貸のどちらに住むのがいいか、判断に迷ったらそれぞれのメリットとデメリットを把握した上で判断することが大切です。

長野で賃貸マンションに住むメリット

収入に合わせて住み替えが可能

賃貸は住み替えが気軽にできる点がメリット。あくまで借りているからこそできる選択です。たとえば会社の倒産、ケガや病気などで働けなくなり、収入が激減した場合など、家賃が安い家への引っ越しすることも可能です。

収入が増えれば合わせた賃貸物件に引っ越しもできます。また、家族が増えた場合や職場が変わった場合など、状況に合わせて暮らす環境を変えられる点がメリットと言えるでしょう。

初期費用が安い

戸建てと比べ初期費用の負担は低い点が一番のメリットといえるでしょう。物件によっては、敷金や礼金などの初期費用が1ヶ月分や0円に設定されている場合も。一戸建てを建てようとすれば建物の建築費だけでなく、土地の購入も必須となるため、ほとんどの場合長期のローンを組む必要があります。賃貸であればローンを組まずに借りることもできるので、その分生活に余裕をもたせることも可能です。

建物の管理負担が少ない

賃貸マンション・アパートに住む場合、建物のエントランスなど共用部分の管理は管理会社が行ってくれます。建物周辺の清掃のほか、破損箇所の修繕などの対応も可能。月々の管理費から捻出されており、費用負担は比較的低い点がメリット。戸建ての場合は修繕費はすべて個人が支払うことになるため、こうした違いもチェックしておきましょう。

また、長野の場合、冬になると建物周囲の雪かきが必要となります。雪かきは重労働であるため、自宅周辺の対応をするだけでも時間と体力を必要とします。長野にある賃貸のマンション・アパートの場合、こうした雪かきも管理会社が行ってくれる場合があります。降雪量の多い長野であればこうした点も見逃せないポイントとなるでしょう。

賃貸マンションのデメリット

資産として残せない

賃貸はあくまで借り物であるため、資産として売却など行えない点がデメリット。どうしても資金が必要になった場合など、一戸建ての持ち家なら売却してまとまったお金を得られるという選択肢があります。

契約を断られる可能性がある

賃貸マンション・アパートでは定期的に契約を更新する必要があります。その際必要となるのが保証人です。高齢者の方の場合、身元保証人が不在のケースも多く、契約更新ができず住めなくなるリスクがあります。

保証人不在の対策としては、保証会社の利用が挙げられます。高齢者住宅財団など、高齢者世帯に向けたサービスを行っている会社に連絡をしておくとよいでしょう。ただしこうした保証サービスに関しても保証料などの負担がかかる点には留意する必要があります。

毎月の家賃・管理費などの出費

賃貸の場合、家賃以外にも管理費、修繕積立金が必要です。借りている物件にもよりますが、月々2万円~3万円はかかる場合も。自動車を利用するなら駐車場代金の支払いも必要です。老後のことを考えると、家賃以外の支出は抑えたいと考える方も多いため、月々の出費が今後どれくらいかかるか確認が必要となるでしょう。

設備のリフォームが自由にできない

戸建て住宅のように自由にリフォームができない点もデメリット。住宅のリフォームはデザインなどの問題だけでなく、生活動線の改善や収納面の向上、子どもやペットなど家族が増えた場合にも行うことがあります。生活環境の変化に合わせて改善ができない点は注意しましょう。

長野の一戸建てのメリット

住宅資産として残せる

持ち家であれば、ローンの支払い終えれば住宅が資産となります。融資を受けるにしても、住宅という担保があれば融資を受けやすくなる点がメリット。また老後には子どもに資産として戸建て住宅を残すことも可能です。

内装などの設備のグレードが高い

賃貸と比較すると設備のグレードは高い傾向にあります。壁や床などのデザイン面だけでなく、キッチン、浴槽の設備を自由に選択できる点が戸建てのメリット。賃貸の場合、ハイグレードな物件を除き設備は必要最低限である場合が多く、暮らしていくうえで不便に感じられる場合もあります。

動線や生活スタイルなどに合わせ、こだわりの家具や設備を好きなように取り入れられるのは、戸建てならではの魅力といえます。

賃貸より広く自由度が高い

一戸建ては独立した建物といえます。マンションのように住人同士が隣り合っているわけではないため、賃貸に比べ騒音問題やプライバシーのリスクが低い点がメリットでしょう。

建築時に間取り自体も自由に設計できるため、各部屋をさまざまな用途で使用できる点もメリット。物置として設置した部屋を子どもの成長に合わせて子供部屋に変更することや、子どもが成長し家を出た後に空いた部屋を書斎にするなども可能です。

費用負担はあるものの、リフォームや建て替えなども行えます。高齢の親との同居や、将来的に自分自身が年を取った場合に備え、建物をバリアフリーに修繕することもできるのです。

一戸建てのデメリット

住み替えが難しい

仕事の状況によっては転勤や、家族と離れて単身赴任をする可能性もある点はデメリットといえるでしょう。近くに高層ビルが建ったため日当たりが悪くなるなどの立地の問題や、近隣住民とのトラブルなど、住んでいる場所に問題が発生しても簡単に引っ越しできない点は注意が必要です。

ローンの負担・固定資産税の費用

戸建てを建てる際に誰もが悩むのが、住宅ローンの返済や固定資産税などの問題。一戸建てを建てる段階で収入に合わせてローンを組みますが、生活環境の変化により出費が増えてしまったり、収入が減ってしまう可能性もあります。

例えば、子どもが成長すれば教育費がかかります。ケガや病気による入院費なども負担となるでしょう。ローンの返済額は月々変わらないため、日々の金銭面の負担が大きくなった場合、ローンの返済は大きな負担となります。

そのほか、戸建ての住宅では固定資産税や都市計画税などの費用も必要となります。築年数が経過すれば老朽化による修繕や屋根外壁などへのメンテナンス費用もかかるため、建ててからも綿密なコスト計算が必要となるでしょう。

十分なセキュリティ対策が必要

一戸建ては独立しているため、多くの人の目があるマンションと比較すると空き巣によるリスクが高いのです。

賃貸マンションなどの場合、空き巣の侵入経路は窓や玄関の2個所程度ですが、戸建ての場合は複数の窓や玄関以外の勝手口なども対象となり、侵入経路が多い点も問題となります。また、目隠しとして設置する塀や庭木は空き巣にとって姿を隠せる場所となる点も戸建てが狙われる理由なのです。音が鳴りやすい砂利を敷く、人が通ると反応するセンサーを取り付けるなど、住宅の状況に合わせた対策を講じるとよいでしょう。

まとめ

賃貸マンションと戸建てについて、人によって生活スタイルや収入など状況が異なるため、どちらが良いとは一概にはいえません。ただ、戸建て物件の購入はローンの支払いなど長期的な計画が必要であるため、簡単に購入することはできないのが実情です。

とはいえ、戸建ての家には賃貸物件にはないさまざまな魅力があるのも事実です。個人で検討するだけでなく、時には住宅を建てる会社やローンなどの相談ができる専門家などに相談し、よりよい判断ができるよう情報を集めることが大切でしょう。