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「老後はゆったりと暮らしたい」という人にとって、長野はうってつけのエリアです。ここでは、シニア層にとっての長野の魅力をまとめています。
都会と比べて自然との距離が近いのが長野の良いところです。具体的に、長野は日本アルプスと6つの盆地で形成されており、自然豊かな山地が県面積の8割超を占めています。盆地を含む低地が20%弱のため、自然に囲まれて生活しているといっても過言ではありません。
緑豊かな田舎では、四季の移り変わりを身近に感じられます。温泉や登山なども楽しめるため、心身共に健康に過ごしやすいでしょう。
地方では都会よりも簡単に新鮮な食材を調達できます。スーパーには地元で採れた野菜が並ぶなど、同じ野菜でもさまざまな種類があることが多いです。しかも、地元の食材は運送や加工などの必要がないため、価格設定も安いでしょう。特に長野は山地が多いエリアなので、山菜や生のタケノコといった旬の野菜が安価で手に入ります。
都会での暮らしは利便性が高い反面、モノや情報で溢れていることでストレスがかかるというデメリットも存在します。一方で、長野などの地方での暮らしは、都会と比べて利便性に劣るものの、食生活の改善や規則正しい生活を送れるため、ストレスの軽減に役立つでしょう。
田舎での生活はとても静かですし、川のせせらぎや満天の星々を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。仕事や育児などで忙しなく働いてきたシニア層にとって、憩いの地になること間違いありません。
「長寿県」として知られる長野の中でも、とくにシニア層から人気のあるエリアが佐久市です。佐久市は「地域医療先進エリア」であり、地域の医療機関が積極的に住民の疾病予防に取り組んでいます。
さらに、佐久市には2つの高速道路が通るなど、交通面も充実しています。駅周辺には商業施設が並んでいるので、このエリアだけで必要なものを揃えることが可能です。地方ならではの落ち着いた雰囲気もあり、シニア層が暮らすのにちょうど良いエリアといえるでしょう。
シニア層に関するさまざまな相談を受け付けており、高齢になっても心身ともに健やかな生活を続けられるよう、保険・医療・福祉の中から必要なサービスにつなげる窓口です。総合相談の他にも、高齢者が自立した生活を送れるよう支援する「介護予防ケアマネジメント」や高齢者の権利擁護、包括的・継続的ケアマネジメントなども行っています。
障害者手帳などを交付されていない高齢者で、身体障害もしくは知的障害に準ずる人を対象に、障害者控除の対象の有無を判定や「障害者控除対象者認定書」の発行を実施。控除区分には障害者と特別障害者の2種類があり、どちらになるかによって所得税や住民税の控除額が異なるでしょう。判断基準は、主治医意見書と要介護認定資料の情報がベースとなっています。
65歳以上のすべての人を対象に、はつらつ音楽サロン、ほねぶと健康クラブ、脳いきいき健康教室といった介護予防に効く教室を開催。どれも月に1回開かれるので、無理なく通い続けられるのが魅力です。
中でも、ほねぶと健康クラブは転びにくい身体づくりを目的としており、続けて参加することで健康的で自立した生活を送りやすくなります。どの教室も複数の会場で開催されているため、希望の日時に合った会場へ足を運んでみてください。
※参照元:佐久市公式HP|地域包括支援センターをご利用ください(https://www.city.saku.nagano.jp/kenko/ikiiki/chiikihokatsu/0019201.html)
※参照元:佐久市公式HP|要介護認定を受けた方の障害者控除対象認定について(https://www.city.saku.nagano.jp/kenko/ikiiki/20171115.html)
※参照元:佐久市公式HP|佐久市の総合事業[PDF](https://www.city.saku.nagano.jp/kenko/ikiiki/20171115.html)
長野県上伊那郡に属する辰野町は、中央アルプスと南アルプスに囲まれた盆地です。町の真ん中には天竜川が流れており、ホタルの名所として有名なエリアでもあります。田畑が広がるのどかな雰囲気が特徴で、雄大な自然の中で季節の移り変わりを感じながら過ごしたいという人にはうってつけでしょう。
また、辰野町は日本の中心に位置しており、公共交通機関を利用した各地へのアクセスが良好なのも魅力です。具体的に、東京までは電車で3時間程度、名古屋までは電車を使って2時間半程度でアクセスできます。関東と東海のどちらにもアクセスしやすいため、国内旅行が好きな人にとって大きなメリットになるでしょう。もちろん、県内の移動もしやすいです。
健康管理や病気の早期発見・早期治療を積極化するために、人間ドックにかかる費用の一部を助成しています。辰野町に在住の後期高齢者医療保険被保険者かつ諸条件を満たした人を対象としており、1人につき2万円を上限に助成を実施。ただし、1年度あたり1回のみ利用可能なので、2回目以降は全額実費で人間ドックを受ける必要があります。
辰野町役場の保健福祉課に設置されており、介護のみならず健康・福祉・医療などありとあらゆる分野の相談に応じています。センターには社会福祉士、主任介護支援専門員、保健師が在籍しているので、専門性の高い回答を分かりやすく説明してもらえるでしょう。総合相談だけでなく、権利擁護や介護予防支援・ケアマネジメントなども受け付けています。
65歳以上の要介護認定者かつ障害者控除対象者認定基準の該当者を対象に、「障害者控除対象者認定書」を交付しています。交付を受けるのに必要な書類は、保健福祉課の窓口やホームページからダウンロード可能です。
※参照元:辰野町公式HP|後期高齢者人間ドック補助金(https://www.city.saku.nagano.jp/kenko/ikiiki/chiikihokatsu/0019201.html)
※参照元:辰野町公式HP|高齢者相談支援センター(地域包括支援センター)(https://www.town.tatsuno.lg.jp/gyosei/kenko_fukushi_iryo/fukushi/koreifukushi_kaigo/2729.html)