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長野で水害リスクが高い地域は?確認方法について

せっかくマイホームを建てるなら、家族の安全を守れる地域を選びたいものです。このページでは、長野で水害リスクが高いエリアをまとめています。

長野で起きた水害について

長野では過去に、千曲川や天竜川で水害が発生しています。千曲川の決壊は2019年に起きた台風19号の時で、千曲市から飯山市にかけて氾濫被害が発生。住人らの救助のために自衛隊のヘリが出動するほど大規模な災害でした。なお、千曲川が氾濫したのは1983年以来のため、そこまで頻繁に水害が起きるわけではないようです。

天竜川の水害は2006年に発生しています。同年7月17日から6日間にかけての豪雨を原因に天竜川が増水し、周辺の中小河川が氾濫。洪水だけでなく土砂災害も起きています。

※参照元:信濃毎日新聞|台風19号 長野県内 豪雨災害(https://www.shinmai.co.jp/feature/typhoon19/article/201910/13023892.html)

※参照元:全国治水砂防協会|平成18年7月豪雨に対応して(https://www.sabo.or.jp/kaisyou/177/177-2/177-2.htm)

水害への対策について

水害時は、自分で自分の身を守る「自助」が欠かせません。そのためには、まず住まいやその周辺にどの程度水害リスクがあるのかを把握しておくのが重要です。水害ハザードマップは、そのエリアで予測される最大規模の降雨量や高潮時の浸水範囲だけでなく、避難所の場所なども表示されます。これを確認したうえで、どのような備えをするかを考えて下さい。

また、発生した場合の避難場所をチェックしたら、今度は安全な避難経路や避難方法も考えておきましょう。もしも避難経路に氾濫の恐れがある河川や浸水しやすいくぼ地がある場合、安全な避難ができない可能性があります。そのような場所があった際には、ハザードマップを使って他の経路を探し、実際に歩いてみて周囲に危険な箇所がないかを調べておくと良いでしょう。

さらに、避難しなければならない状況になった際、すぐに必要なものを持ち出せるよう、あらかじめ非常用持ち出し品をまとめておくのもポイントです。具体的な持ち出し品は、以下を参考にしてみてください。

これらの中から、家族や自身の状態に合わせて要るもの・要らないものを分別しましょう。なお、非常持ち出し品をまとめる際は、両手が自由になるリュックを使用するのがおすすめです。

ハザードマップの確認方法

国土交通省の提供するハザードマップの1つである「重ねるハザードマップ」は、災害発生時のリスク情報を地図と重ねてチェックできるサイトです。洪水に関しては、想定最大規模や計画規模を確認できます。また、それ以外にも土砂災害や津波、道路防災情報なども把握できるため、水害だけでなく地震などにも備えられるでしょう。

重ねるハザードマップの使い方は、最初にチェックしたい地域を市区町村まで入力します。その後に表示される候補から該当地域を選択すると、その地域の地図と災害種別のアイコンが表示されるため、洪水、土砂災害、津波、道路防災情報から確認したいものをタップしてください。

アイコンをタップすると地図に色が付き、そこから災害レベルを見られます。また、画面右上に表示される「危」というアイコンからは、想定される災害リスク一覧を見ることが可能です。なお、地域によっては情報不足のため選択できないアイコンも存在するので、注意してください。

水害に関する用語について解説

水害に関して、よく使用される用語について解説していきます。防災意識を高めるためにも、チェックしておくと良いでしょう。

浸水想定区域とは

浸水想定区域とは、河川の氾濫を原因として、住宅などの浸水が考えられる区域のことです。国土交通省ならびに都道府県が「洪水予報河川」や「水位周知河川」に指定した河川を対象に、想定できる最大規模の降雨と、河川氾濫時に浸水すると考えられるエリアを指定しています。

浸水想定区域を指定する目的は、水害発生時の円滑かつスピーディーな避難の実現のためです。洪水浸水想定区域図では、浸水時の深さを8ランクに分けて表示しています。

家屋倒壊等氾濫想定区域とは

家屋倒壊等氾濫想定区域とは、浸水想定区域にて「想定できる最大規模の降雨」にて、周辺の堤防が決壊した際に、一般家屋が倒壊ならびに流出するリスクが高いエリアを表すものです。該当エリアでは、水害が発生した際に屋内へ退避してしまうと命の危険が非常に高いため、早い段階から避難所などの安全な場所へ向かう必要があります。

都市洪水想定区域・都市浸水想定区域とは

都市洪水想定区域とは、大雨を原因とした特定都市河川の氾濫や堤防の決壊による洪水が予想されるエリアを指します。都市浸水想定区域と異なる点は、対象としている被害の種類です。都市洪水想定区域は洪水による「外水被害」を対象としており、河川の規模や重要度などを参考に浸水想定図を作っています。

一方で都市浸水想定区域とは、大雨などに排水機能が追い付かず下水溝や用水路が氾濫することにより、住宅が浸水する可能性のあるエリアのことです。こちらは「内水被害」を対象としています。

都市洪水想定区域と都市浸水想定区域は混同しやすい用語ですが、どちらも浸水時のスムーズな避難や、防災意識の向上を目的にしているという点では共通しているでしょう。

水害に強い家の特徴は?

水害対策として最も有効なのは、敷地自体をやや高くする「かさ上げ」でしょう。かさ上げは盛土とも呼ばれており、水害対策においては低い地盤を土砂で盛り上げて浸水リスクを低くする方法を指します。これにより、周囲よりも敷地の位置が高くなれば、敷地内に水が入り込む心配はありません。しかし、かさ上げなどの土工事は申請が必要であったりコストがかかるなど、面倒な部分もあるため慎重な判断が重要です。

家の基礎を高く作る高床の住宅も、水害対策に向いています。ベタ基礎や布基礎によって住まいの土台を高く設定すれば、1階の床部分の浸水を防ぐことが可能です。ただし、高床の住まいはそうでない住まいと比べて、強風や地震といった水平方向のダメージに弱いでしょう。

家屋全体の底上げが難しい場合は、防水塀で住まい全体を囲む方法がおすすめです。一般家屋で見かける機会は少ないですが、玄関やガレージが道路より低い場合に有効で、今後スタンダード化していく可能性があります。

住まい自体に耐水や防水といった機能を搭載するのも、水害対策になるでしょう。具体的に、玄関に止水板を取り付ければ、万が一河川が氾濫した場合でも居住空間に水が入り込むリスクを抑えられます。