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ここでは、長野県の小川村の住みやすさや子育て環境など、ローコスト住宅を検討する際に押さえておきたいエリア情報をご紹介します。
小川村の魅力で挙げられることが多いのは、北アルプスが一望できる景観です。北アルプス連峰を背景にして農村が広がる景観が心を魅了します。山里風景に関しては住民も協力しているのが特徴です。村が資材を提供し、住民が展望広場や古道の整備、支障木の伐採と草刈り作業といった労力を提供して保全しています。ホタルやサンショウウオやモリアオガエルなどの生物も居て、豊かな自然の中で生活したい方にぴったりです。
北アルプス、自然が豊かというワードのイメージだけだと、都市部からかなり距離があると感じる方もいるかもしれませんが過剰な田舎ではありません。長野市までの距離は車で30分から40分程度のため、日常的に無理なく通勤できます。また、おやき研究会という移住者支援と村内での起業サポートやアドバイスまで行う体制を整備しているのもポイントです。
移住者向けの補助や支援金も用意しています。移住体験のための宿泊体験施設もあり、気に入れば空き家を探せるといったステップアップ式の取り組みを実施。最高100万円、事業費50%の空き家改修事業補助金や、新しく起業する場合、経費一部補助、最高100万円のコミュニティ・スモール・ビジネス起業支援金も用意しています。
村民の皆さんは温かく親切で、子どもたちは大自然の中元気いっぱい育つことができると思います。
とにかく”人間らしさ”を実感できる!”人間らしい生き方”ができる!
過疎化が進んでいましたが、村内の小川天文台を活用した天文による村おこしに取り組んだことで全国の天文ファンからも注目されています。住宅整備にも積極的に取り組んでいるのもポイントです。空き家バンクの活用、古民家登録で移住者に月1万円で貸し出し、オール電化の村営住宅などで移住の負担を軽くしています。
小川村、ながの農業協同組合、長野森林組合などが共同出資し、一般財団法人農林公社みらいを設立し、公社で耕作放棄地を管理して希望者に貸し出す遊休農地再生事業を推進しているのも理由の1つです。
子育て世帯なら子供が活き活きと成長できる環境も重視したいところでしょう。小川村にある子育てを助けるスポットをご紹介します。
大洞高原は標高1,000mにあり、1画にレジャー&カルチャーエリアが整備されています。キャンプ、マレットゴルフ、アスレチックなど、大自然の中で子供が活き活きと遊べる場所です。天文台やプラネタリウム館もあります。5月になると新緑、10月末には紅葉もあり、雄大な北アルプスとあいまった自然豊かなエリアです。
満天のスターリットスカイホテル星と緑のロマン館はホテルですが日帰りで食事もできます。子供だけでなく大人も過ごせるスポットです。
北アルプスめ~め~牧場はヤギ牧場です。耕作放棄地を活用しており、フェンス柵の杭は村内の解体した廃材を再利用しています。2階建てのヤギ小屋も廃材を活用。1階はヤギ小屋で2階をエサ保存庫にしています。
ヤギ放牧地で自由にヤギと触れ合えるのもポイントです。通年営業で、エサの持ち込みもできます。ヤギと触れ合うことは、子供の心の教育や成長に対していい影響を与えるでしょう。
びっくらんど小川は、1年中楽しめる大自然の中のスポーツスペースです。多目的体育館やトレーニングルーム、温水プールのゾーンがあります。多目的体育館ではバスケット、バレー、テニス、フットサル、バトミントンなども楽しめます。
温水プールは25mコース以外に、流水プールやウォータースライダーの他、ジャグジーやジェットバスや寝湯、打たせ湯、歩行浴や幼児用プールも用意されているのが特徴です。トレーニングルームには豊富な器具がそろい、健康づくりをサポートします。
小川村では子育て世帯の負担を軽くする子育て支援も複数用意しています。どんな取り組みをしているか把握すれば、移住の検討材料になります。
小川村保育園内を拠点として、子育てできる地域環境づくりを目標に事業展開しています。子育て相談をはじめ、子育てサークル活動や、母親クラブ活動で、ご両親が安心して子育てできる環境づくりを目標に掲げてサポートしているのです。
祝日を除く月曜日から金曜日に実施しており、保育園が開院している日の8時間30分から18時まで実施しています。村内居住の0歳から6歳以下の乳児や就学前の用事と親族、妊娠している方が利用可能です。
出生時や、成長の節目に支給される祝い金です。対象者は小川村に住所がある方で、申請はいりません。第1子と2子の出生時に5万円、第3子出生時に10万円、第4子以降出生時に20万円です。4歳に到達すると3万円、小学校入学時に5万円が支給されます。
小川村に住所があり、出生後、育児に不安があり保健指導が必要な産婦や乳児が対象です。医療機関などで母体管理や育児指導を行うための費用を一部補助してくれます。小川村保健センター社会福祉課係への申請書の提出が必要です。補助率は費用の7割で、限度額は宿泊型1万7,500円/日、デイサービス型は7,000円/日です。
多子世帯を対象に保育料の一部補助が受けられます。対象者は3人以上の多子世帯です。補助率や限度額は、3人目以降の保育料に対し、毎月上限6,000円の補助に設定されています。申請方法は小川村保育園での申請書の提出が必要です。
出産育児関連用品の購入費の助成や子育て支援サービスの利用負担軽減が目的です。対象者は小川村に住所があり、令和4年4月1日以降に妊娠届を提出した妊婦が出産応援ギフトの助成を受けられます。子育て応援ギフトも同様に住所が小川村にあり、令和4年4月1日以降出生した子供の養育者です。出産応援ギフトは、補助率が対象者の妊娠1回につき5万円、子育て応援ギフトの補助率は対象児童1人につき5万円に設定されています。申請方法は保健師の訪問と面談の際に案内してくれます。支給要件の詳細は小川村保健センターで聞けるため必要なら問い合わせてみてください。